HOME >> 自然順応型ネオマテリアル創成研究会/新エネルギー技術創成研究会 第1回合同研究会 ご案内
2008.07.09 | 自然順応型ネオマテリアル創成研究会/新エネルギー技術創成研究会 第1回合同研究会 ~ 新エネルギー分野での枯渇対策(減量・代替技術)~ は多数のご来場をいただき盛況のうちに終了いたしました。 ご参加まことにありがとうございました! 開催記録はこちら |
「自然順応型ネオマテリアル創成研究会」は、経済産業省産業クラスター計画 ネオクラスター推進共同体と、文部科学省知的クラスター創成事業京都ナノテク事業創成クラスターの支援を得て設立され、近畿地域の企業が中心となって高機能・高付加価値なものづくりに不可欠な希少金属に焦点を絞り議論してまいりました。さらに、これらの企業は研究開発グループを形成し、様々な希少金属に対して減量・循環・代替技術に立脚した事業化への戦略をも立ててきています。
今年度は、新たな試みとして、新エネルギーに不可欠な太陽光発電・燃料電池・二次電池分野を重点的に研究開発、事業化を推進している「新エネルギー技術創成研究会」と連携し、「合同研究会」を企画いたしました。この研究会では、希少金属の減量化、材料高品質化によるエネルギー変換・蓄積効率の向上、環境改善(CO2削減)に繋がる話題提供をして頂きます。
「第1回合同研究会」では「新エネルギー分野での材料資源枯渇対策(減量・代替技術)」をテーマに、地球上の資源枯渇状況、太陽電池、二次電池、薄膜化技術についての議論をいたします。皆様の多数のご参加を期待しております。
日時 | 7月9日(水) 13:00~17:25 (交流会 17:30~19:00) |
場所 | 大阪リバーサイドホテル 6階 大会議室 〒534-0027 大阪市都島区中野町5丁目12-30 / TEL 06-6928-3251 (地図) |
主催 | ネオクラスター推進共同体 (事務局:財団法人関西情報・産業活性化センター KIIS) 財団法人京都高度技術研究所 ASTEM |
共催 | 立命館大学、社団法人日本工学アカデミー |
後援 | 近畿経済産業局 |
参加者数 | 200名(お申し込み順で、定員になり次第締め切らせていただきます) |
参加費用 | 無料(ただし、交流会費3,000円は当日徴収いたします) |
お問い合わせ先 | ネオクラスター推進共同体事務局 (財団法人関西情報・産業活性化センター 地域・産業活性化グループ内) 担当: 三原、高鳥、福島 Tel : 06-6346-2981 / Fax : 06-6346-2443 E-mail : info@neocluster.jp |
13:00-13:10 | 開会 |
財団法人関西情報・産業活性化センター | |
13:10-13:25 | 「自然順応型ネオマテリアル創成研究会・ 新エネルギー技術創成研究会」 合同研究会 開催にあたって |
学校法人立命館 副総長 村上 正紀 氏 |
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13:25-14:25 | <基調講演> 地球温暖化対策、資源枯渇対策と環境社会のグランドデザイン |
東京大学大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻 環境マネジメント工学講座 教授 足立 芳寛 氏 |
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われわれの社会は工業化社会から環境調和型社会へと変換を迫られている。地球温暖化問題、資源枯渇問題などはその顕在化した現象ともいえ、社会の新たなグランドデザインを考える時期でもある。これらの論点整理と対応策について提言いたします。 | |
14:25-15:05 | 電池材料としての金属ナノマテリアルの可能性 |
京都大学 工学研究科 准教授 小山 宗孝 氏 |
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金属をナノサイズの大きさにすると、バルクとは異なった新しい特性が発現する。このような金属ナノマテリアルの電池応用の可能性として、白金ナノクラスター電極やニッケルナノフィルム電極の調製や特性について紹介いたします。 | |
15:05-15:15 | 休憩 |
15:15-15:55 | シリコン系太陽電池材料の現状と将来展望 |
三洋電機株式会社 先進太陽光発電開発センター センター長 田中 誠 氏 |
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シリコン系太陽電池(結晶系、薄膜系)の現状と将来展望について、シリコン材料の薄型化、薄膜への取り組みや、周辺材料開発の取り組みを中心に紹介いたします。 | |
15:55-16:35 | 有機薄膜太陽電池の現状技術と将来 |
自然科学研究機構 分子科学研究所 分子スケールナノサイエンスセンター ナノ分子科学研究部門 教授 平本 昌宏 氏 |
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有機薄膜太陽電池の歴史、基礎、p-i-nバルクヘテロ接合セル、ナノ構造制御、有機半導体超高純度化技術、大面積セル、長期動作試験、開放端電圧の決定因子、等の現状を説明し、将来の可能性を考えます。 | |
16:35-17:15 | 物質創成手段としての薄膜形成技術 |
YIC 京都工科専門学校 校長 杉山 征人 氏 |
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真空中でイオン、活性種の基板への入射による薄膜形成は、非熱平衡下における物質創成である。 原子・分子のオーダーで制御するための装置・現象を理解し、材料プロセス技術として新たな出口への 展開を考えます。 |
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17:15-17:25 | 閉会 |
財団法人京都高度技術研究所 |