HOME >> 第20回研究会 開催のご案内
(社)ネオマテリアル創成研究会では、資源・エネルギー・環境の課題をテーマに、ものづくり中小企業に対して新事業の創出、新製品の開発を促進し、 イノベーションの創出を図ることを目標に活動しております。
第20回研究会は「ライフサイエンス・ライフライン」をテーマに3部構成で開催いたします。第1部では先端医療や医工連携に関する基調講演と話題提供を、第2部では水ビジネスに関する話題提供を発表していただきます。また、第3部では、「ナノテクノロジープラットフォーム」の事業紹介をしていただきます。
皆様の多数のご参加を期待しております。
日時 | 平成24年10月4日(木) 13:30~19:00 (講師・関係者を囲む会 17:40~19:00) | |
場所 | 立命館大学 朱雀キャンパス 5階 大講義室 〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1 / TEL 075-813-8137 ※ 駐輪・駐車場はございません。公共交通機関にてご来場ください。 |
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主催 | 一般社団法人ネオマテリアル創成研究会 | |
共催 | 京都環境ナノクラスター(中核機関;財団法人京都高度技術研究所 ASTEM)、 立命館大学、龍谷大学 (依頼中) |
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後援 | 近畿経済産業局、財団法人大阪科学技術センター (依頼中) | |
参加者数 | 120名(先着順) | |
参加費 | ネオマテリアル創成研究会 正会員は4,000円、 メルマガ会員は7,000円 共催団体 会員は4,000円 いずれも未入会の方は10,000円 ※未入会の方は、ネオマテリアル創成研究会 個人会員の年会費を含む |
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お問い合わせ先 | 一般社団法人ネオマテリアル創成研究会 (担当:三原、福島) 〒660-0083 尼崎市道意町7 丁目1 番3 尼崎リサーチ・インキュベーションセンター 637号 TEL:06-6412-8110 / FAX:06-6439-7051 / E-Mail: info[at]neomaterial.org |
13:30-13:35 | 開会挨拶 |
京都環境ナノクラスター 事業総括 / |
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【第1部】 | |
13:35-14:20 | [基調講演(1)] 粉体プロセスによる金属材料の高次機能化と医療機器への応用 |
大阪大学 接合科学研究所 副所長 複合化機構学分野 教授 近藤 勝義 氏 |
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将来にわたり安定供給が疑問視される希少金属(レアメタル)に依存しない新たな材料設計の構築が急務であることは明らかである。本講演では、レアメタルに代わり、資源的に豊富な元素に着目し、なかでも酸素・窒素・炭素等の軽元素を利用した新奇な金属材料の創製を目指し、粉体プロセスを用いた完全固相製法による材料の高機能化と医療機器への応用例について紹介いたします。 | |
14:20-15:05 | [基調講演(2)】 血管内画像診断装置開発における医工連携の経験 |
和歌山県立医科大学 循環器内科 教授 赤阪 隆史 氏 | |
循環器内科領域における血管内画像診断は、血管内治療の進歩にともなって目覚ましく発展し、本邦の医工連携の貢献も多大である。血管内超音波・血管内視鏡に加えて、近年では近赤外線光を用いた血管内光干渉断層法が開発・改良され日常臨床に用いられている。これらの医療機器の開発・発展における医工連携の成果と問題点について経験を交えて報告いたします。 | |
15:05-15:35 | [話題提供(1)】 びわこ南部地域の医工連携の経験 |
立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 生体工学研究室 教授 牧川 方昭 氏 |
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びわこ南部地域では、2004-2009年文部科学省都市エリア産学官連携促進事業、2010-2012年同イノベーションシステム整備事業の研究統括として、医工連携分野の開発研究事業を進めてきました。 本研究会では、この9年にわたる医工連携の経験について話題提供をいたします。 |
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15:35-15:45 | 休 憩 |
【第2部】 | |
15:45-16:15 | [話題提供(2)】 太陽熱利用による淡水化とその応用 |
大阪大学 レーザーエネルギー学研究センター 特任教授 實野 孝久 氏 |
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従来の海水淡水化装置の運転・維持費が高価であるという欠点を除くため、非常に簡単な構造の沸騰型太陽熱淡水化装置を開発しています。淡水化で用いた太陽熱を調理や滅菌に使うことで、途上国での水汲みと蒔集めの労働を軽減できます。作った淡水により砂漠地帯で農業を行い、液体燃料などの生産基地とすることの計画について発表いたします。 | |
16:15-16:45 | [話題提供(3)] 「微細気泡」による水質浄化法の効果と実例について |
株式会社UTK 代表取締役 田中 健二 氏 | |
弊社は微細気泡対流攪拌装置「グラナ」を開発し、事業化以来10年となりますが、その間の実績を基に、どのような浄化効果があるのか、明確な効果事例を示し説明いたします。 また、他の様々な水質浄化法の特徴と問題点を指摘し正しい浄化法とは何かを提言します。 |
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【第3部】 | |
16:45-17:15 | [事業紹介] 施設共用ネットワーク「ナノテクノロジープラットフォーム」の概要 |
独立行政法人物質・材料研究機構 ナノテクノロジープラットフォームセンター センター長 野田 哲二 氏 |
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平成24年7月より、前ナノテクノロジーネットワーク(ナノネット)のシステム強化を目指した「ナノテクノロジープラットフォーム(ナノプラット)」が文部科学省委託事業として開始されました。 本プロジェクトでは微細構造解析、微細加工、分子・物質合成の3領域と全体調整・推進を行うセンター機関からなる全国25機関が、ナノテクノロジーに係る産学官の研究者に先端機器を提供するとともに、国際的な若手研究者育成や支援技術者のスキルアップのための支援プログラムを実施します。本講演では、ナノネットでの経験を踏まえ、ネットワーク施設利用による学術的、技術移転につながる成果事例も合わせ、ナノプラットでの新たな施策を紹介いたします。 |
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17:15-17:20 | 閉会挨拶 |
学校法人立命館 副総長 / (社)ネオマテリアル創成研究会 副理事長 村上 正紀 |
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