HOME >> 自然順応型ネオマテリアル創成研究会 第12回研究会開催ご案内
経済産業省産業クラスター計画 (未来型情報家電クラスター形成を目指している)ネオクラスター推進共同体と、文部科学省知的クラスター創成事業 京都環境ナノクラスターが連携して主催している「自然順応型ネオマテリアル創成研究会」の第12回研究会を下記の要項で開催いたします。
今回は、京都大学 小久見教授より、”蓄電池技術”に関する基調講演を、また、同じく 京都大学大学院 西本教授より”環境を考えた材料開発” に焦点を合わせた基調講演をして頂きます。引き続き、今年度最終の研究会として成果発表会を行います。
研究会発足より4年が経過し、研究会会員企業より様々な成果が出てきており、その一部をご紹介いたしますので、皆様の多数のご参加を期待しております。
日時 | 平成22年3月26日(金) 13:00~17:35 (交流会 17:40~19:00) |
場所 |
帝国ホテル大阪 3階 孔雀東の間 〒530-0042 大阪市北区天満橋1-8-50 / TEL 06-6881-1111 |
主催 |
ネオクラスター推進共同体 (事務局;財団法人関西情報・産業活性化センター KIIS) 京都環境ナノクラスター (中核機関;財団法人京都高度技術研究所 ASTEM) |
共催 | 立命館大学、社団法人日本工学アカデミー |
後援 | 近畿経済産業局、財団法人大阪科学技術センター |
参加者数 | 200名(お申し込み順で、定員になり次第締め切らせていただきます) |
参加費用 | 無料 (ただし、交流会費は 5,000円。当日徴収いたします) |
お問い合わせ先 | ネオクラスター推進共同体 (事務局:財団法人関西情報・産業活性化センター KIIS) 担当:三原、布施、藤田、福島 TEL:06-6346-2981 / FAX:06-6346-2443 |
13:00-13:10 | 開会 |
財団法人関西情報・産業活性化センター | |
13:10-14:10 | [基調講演1] グリーンコミュニティーを拓く蓄電池技術 |
京都大学 産官学連携センター 特任教授 小久見 善八 氏 | |
蓄電池は、私たちの社会が直面するエネルギーと環境の課題を解決し、持続的発展社会を構築していくために必 須のデバイスと考えられている。この用途で期待される蓄電池の特性と、蓄電池技術の現状と課題について解説いたします。 | |
14:10-15:10 | [基調講演2] 環境課題解決のための新しいナノ材料開発 ~京都環境ナノクラスターの取組~ |
京都大学大学院 工学研究科 物質エネルギー化学専攻 教授 西本 清一 氏 |
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京都・けいはんな学研地域の「京都環境ナノクラスター」では、ナノテクノロジーを基盤として、『環境ナノ部材』の開発研究を展開中です。本講演では、省電力材料、新エネルギー創製材料、高機能金属材料、省資源代替材料、生活環境浄化材料、環境調和型機能性高分子材料、環境センサ材料について、研究現況を紹介いたします。 | |
15:10-15:30 | 自然順応型ネオマテリアル創成研究会の成果と今後の事業方針について |
学校法人立命館 副総長 村上 正紀 氏 | |
15:30-15:45 | 休憩(15分) |
15:45-16:10 | [成果発表1] プラズマを用いた炭素系材料作製と産学官連携開発 |
株式会社栗田製作所 特別顧問 西村 芳実 氏 | |
経済の激変から企業は変革の時代にあります。弊社はパルス電源技術を礎に炭化水素系プラズマを用いた膜作製技術で、次世代分野の新材料に挑戦をしてきました。それは、新たな一歩を踏み出す決断と夢と計画から始まりました。適切な人材育成と、その計画のコツコツとした実践経験から、変化の時代のビジョナリーについてコメントいたします。 | |
16:10-16:35 | [成果発表2] 廃棄された熱資源の再生技術 |
株式会社ダ・ビンチ 代表取締役 東 謙治 氏 | |
地球環境を考えた時、廃棄されている大量の低温熱資源を回収して、使いやすいエネルギーに再生する必要に迫られています。そのようなシステムを構築するためには効率よく熱を運ぶ、熱エネルギーを電気エネルギーなどにする技術が必要です。そのような背景から当社が開発をした廃熱再生ロータリー熱エンジンについて発表いたします。 | |
16:35-17:00 | [成果発表3] プラズマ技術による材料の高付加価値化 |
株式会社魁半導体 企画部 岡山 清子 氏 | |
物質の第4の現象であるプラズマは、通常状態では得られがたい反応性を示します。本講演においては、ドライ環境下における洗浄・接着性向上・細胞培養の前処理・粉体処理など、特異な現象であるプラズマを用いた材料の高付加価値化について説明いたします。 | |
17:00-17:25 | [成果発表4] 携帯電子機器用マイクロ燃料電池の開発と安全性 |
アクアフェアリー株式会社 代表取締役社長 相沢 幹雄 氏 | |
弊社はオンデマンドで発生させた少量の水素と空気中の酸素を反応させて発電する完全にパッシブな小型軽量のマイクロ燃料電池を開発しました。また、「水素は危険?」の不安に対して、極めて安全なシステムであることも確認しました。本研究会では、これらについて発表いたします。 | |
17:25-17:35 | 閉会 |
財団法人京都高度技術研究所 |