HOME >> 自然順応型ネオマテリアル創成研究会 第8回研究会開催ご案内
2009.03.16 | 自然順応型ネオマテリアル創成研究会 第8回研究会(第33回KYO-NANO会) ~平成20年度までの成果事例と今後の取組み~ は多数のご来場をいただき盛況のうちに終了いたしました。 ご参加まことにありがとうございました! 開催記録はこちら |
経済産業省産業クラスター計画ネオクラスター推進共同体と、文部科学省知的クラスター創成事業京都環境ナノクラスターが連携し、近畿地域を中心に展開している「自然順応型ネオマテリアル創成研究会」は、高機能・高付加価値なものづくりに不可欠な重点元素(金属)に焦点を絞り、枯渇・高騰・有害への懸念に対処するために、減量・循環・代替の観点に立脚して議論を重ね、企業が中心となって研究開発グループを形成し、事業化に向けた開発をしています。各研究開発グループでは、新材料開発を促進させるため、近畿地域でのテーマ(課題)別研究会を企画し、世界を取り巻く環境、学際的な先進研究開発状況、及び企業の実際的な取り組みを発表し、共通した材料課題を抽出する事を目的としています。
このたびの「第8回研究会」では、今年度最終の研究会として成果発表会を行います。研究会発足より3年が経過し、研究会会員企業より様々な成果が出てきております。本成果発表会では、その一部をご紹介いたしますので、皆様の多数のご参加を期待しております。
日時 | 平成21年3月10日(火) 13:00~17:45 (交流会 17:50~19:00) |
場所 | (財)大阪科学技術センター 8階 大ホール 〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 (地図) |
主催 | ネオクラスター推進共同体 (事務局;財団法人関西情報・産業活性化センター KIIS) 京都環境ナノクラスター (中核機関;財団法人京都高度技術研究所 ASTEM) |
共催 | 立命館大学、社団法人日本工学アカデミー |
後援 | 近畿経済産業局、財団法人大阪科学技術センター |
参加者数 | 200名(お申し込み順で、定員になり次第締め切らせていただきます) |
参加費用 | 無料 (ただし、交流会費は4,000円。当日徴収いたします) |
お問い合わせ先 | ネオクラスター推進共同体事務局 (財団法人関西情報・産業活性化センター 地域・産業活性化グループ内) 担当: 三原、高鳥、福島 Tel : 06-6346-2981 / Fax : 06-6346-2443 E-mail : info@neocluster.jp |
13:00-13:05 | 開会 |
財団法人関西情報・産業活性化センター | |
13:05-13:10 | 平成20年度までの自然順応型ネオマテリアル創成研究会の成果 |
学校法人立命館 副総長 村上 正紀 氏 | |
13:15-14:15 | [基調講演] JRCMにおけるナショナルR&Dプロジェクトの現状と将来 |
財団法人金属系材料研究開発センター 専務理事 小紫 正樹 氏 | |
1985年の設立以来、金属系の材料関係の数多くのナショナルR&Dプロジェクトを実施してきているJRCMのR&D活動の概要、今後の方向性について講演します。 | |
13:50-14:20 | [話題提供] 文部科学省・先端研究施設共用イノベーション創出事業【産業戦略利用】高性能電子顕微鏡群を用いたナノ・バイオサイエンス支援事業 (平成19年度~平成23年度) |
名古屋大学 エコトピア科学研究所 超高圧電子顕微鏡施設 特任教授 坂 公恭 氏 |
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産業界への共用を通じてイノベーションを創出することを目的として、産業界利用や共同利用による技術課題の解決のための研究環境を提供する「文部科学省・先端研究施設共用イノベーション創出事業【産業戦略利用】高性能電子顕微鏡群を用いたナノ・バイオサイエンス支援事業」について紹介いたします。 この事業の利用は一定の期間無償で、終了後2年間の守秘が担保されています。 |
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14:20-14:30 | [事務局報告] 自然順応型ネオマテリアル創成研究会 実績報告・平成21年度事業計画 |
ネオクラスター推進共同体 クラスターマネージャー 三原 孝夫 | |
14:30-14:50 | [成果発表1] 波長弁別可能で長寿命なAlGaN系紫外線センサーの実現 |
ALGAN株式会社 代表取締役CEO 人羅 俊実 氏 | |
14:50-15:10 | [成果発表2] 多孔質水酸化鉄吸着材の開発 |
高橋金属株式会社 商品企画部 部長 西村 清司 氏 | |
15:10-15:20 | 休憩 |
15:20-15:40 | [成果発表3] 環境対応型クロムレス2層CCLの開発 |
株式会社表面処理システム FPCプロジェクトリーダー 近藤 匡俊 氏 | |
高精細回路形成に必要な2層CCLにおいて、Si化合物膜によるクロムレスシード層を開発し、硫酸銅めっき工程においても、不溶性陽極採用の無廃液型めっきラインを開発。環境対応型のDry-Wet一貫生産システムの構築について発表いたします。 | |
15:40-16:00 | [成果発表4] 今までの成果事例と今後の取組み |
三津江金型株式会社 代表取締役社長 三津江 友幸 氏 | |
16:00-16:20 | [成果発表5] 同方向回転二軸押出機によるWPC(木粉と樹脂)複合物の製造 |
株式会社STEER JAPAN 代表取締役 河野 省三 氏 | |
木粉50%以上を含む樹脂混合物ペレットやシートの製造研究により生じた成果(押出機の販売、金属材料開発など)についての発表いたします。 | |
16:20-16:40 | [成果発表6] 温度特性に優れた歪ゲージ式・力覚センサ「アクティブフォースセンサ」の研究開発と応用展開 |
株式会社アサヒ電子研究所 技術開発部 マネージャ 玉置 肇 氏 | |
x、y、z方向の力成分を同時にリアルタイム検出することで、人が持つ「力覚」を伝達する『アクティブフォースセンサ』を紹介いたします。本センサは過酷な温度環境下での使用にも適し、これまで計測困難であった様々なシチュエーションに応じた安定性の高い力・姿勢制御が実現できます。 | |
16:40-17:00 | [成果発表7] PCD金型部品によるプレス生産性の向上 |
株式会社新日本テック 代表取締役社長 和泉 康夫 氏 | |
PCD(コバルト焼結ダイヤモンド)製の金型部品と、特許取得「かす上がり防止レーザ加工」により、プレス生産性の向上に大きく貢献していることについて発表いたします。 | |
17:00-17:20 | [成果発表8] 新しいゼーベック素子の研究開発 |
財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部 中山 明 氏 | |
ゼーベック素子の性能向上を目指し、素子構造の検討と熱電変換材料開発の2つのアプローチによる研究開発を進めています。ここでは、ゼーベック素子の構造を検討した結果について報告いたします。 | |
17:20-17:40 | [成果発表9] フレキシブル太陽光発電による小型独立電源の開発 |
エムアイエヌコンサルタント株式会社 代表取締役社長 (NPO法人ワット神戸 フレキシブル太陽光発電小型独立電源商品化プロジェクトプロジェクトマネージャー) 池田 昭夫 氏 |
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NPO法人ワット神戸の広域プロジェクトにおいて3年前より取組み、フレキシブル太陽光発電による小型独立電源の開発おこなってきました。本研究会では、本年仕様・デザインを決定し、完成させる試作機と今後の製品化に向けての活動予定を発表いたします。 | |
17:40-17:45 | 閉会 |
財団法人京都高度技術研究所 |