HOME >> 自然順応型ネオマテリアル創成フォーラム 第4回研究会開催ご案内
2008.2.20 | 自然順応型ネオマテリアル創成フォーラム第4回研究会は多数のご来場をいただき盛況のうちに終了いたしました。 ご参加まことにありがとうございました! 開催記録はこちら |
経済産業省産業クラスター計画ネオクラスター推進共同体と、文部科学省知的クラスター創成事業京都ナノテク事業創成クラスターが連携し、近畿地域を中心に展開している自然順応型ネオマテリアル創成研究会の第4回研究会を開催いたします。この研究会は高機能・高付加価値なものづくりに不可欠な希少金属に焦点を絞り、枯渇・高騰・有害への懸念に対処するために、希少金属の減量戦略・循環戦略・代替戦略の観点に立脚して、企業が中心となって研究開発グループを形成し、事業化に向けた議論を中心とした運営をしています。
具体的には、金属(元素)を取り巻く環境が著しく変化している状況下にあって、新材料開発を促進させるため、近畿地域でのテーマ(課題)別研究会を企画し、各研究会では、企業の実際的な取り組みと研究者による学際的な先進研究開発状況を発表いただき、共通した材料課題を抽出する事を目的としています。
今回は、構造材料(特殊鋼・金型材料)という分野から話題提供をして頂きます。皆様の多数のご参加を期待しております。
日時 | 2月20日(水) 13:00~17:15 (交流会17:25~19:00) |
場所 | 大阪リバーサイドホテル 4階 A・B・C 〒534-0027 大阪市都島区中野町5丁目12-30 / TEL 06-6928-3251 (地図) |
主催 | ネオクラスター推進共同体 (事務局:財団法人関西情報・産業活性化センター KIIS) 京都ナノテク事業創成クラスター (中核機関:財団法人京都高度技術研究所 ASTEM) |
共催 | 立命館大学、社団法人日本工学アカデミー |
協力 | 大阪商工会議所 |
参加者数 | 200名(お申し込み順で、定員になり次第締め切らせていただきます) |
参加費用 | 無料(ただし、交流会費3,000円は当日徴収いたします) |
お問い合わせ先 | ネオクラスター推進共同体事務局 財団法人関西情報・産業活性化センター 地域・産業活性化グループ内 担当: 三原、高鳥、福島 Tel : 06-6346-2981 / Fax : 06-6346-2443 E-mail : info@neocluster.jp |
13:00-13:10 | 開会 |
財団法人関西情報・産業活性化センター / 近畿経済産業局 | |
13:10~13:25 | 自然順応型立国に向けた大学の取り組み |
学校法人立命館 副総長 村上 正紀 氏 |
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13:25~14:25 | フィンランド産業クラスターにおける競争力としてのナノテクノロジー ALD技術のチャレンジ:新合成材料と表面工学 |
フィンランド技術庁 シニア技術アドバイザー Markku Lamsa 氏 ヘルシンキ工科大学 無機・分析化学研究所長 教授 Maarit Karppinen 氏 |
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フィンランドにおけるナノテク技術の現状について、材料面を中心にご紹介いただきます。 | |
14:25~15:25 | 特殊鋼におけるレアメタルの現状と課題 |
大同特殊鋼株式会社 技監 中村 貞行 氏 |
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特殊鋼におけるレアメタル成分の使用量や役割を整理し、その課題について述べ、大同特殊鋼株式会社での課題解決のための具体的な取り組みについてもご紹介いたします。 | |
15:25~15:35 | 休憩 |
15:35~15:55 | ダイカスト金型材料としての特殊鋼 |
田中精工株式会社 新規開発部 部長 兼 製造部 副部長 田中 英一 氏 |
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ダイカスト金型材料としては、SKD61材をおもに使用しています。特殊鋼メーカー各社のSKD61相当品を大量生産製品、少量生産製品などショット数の多寡や金型形状などを考慮して選定しています。ダイカスト金型、特に、入れ子についての製作方法にも言及し、材料の現状と課題についてご説明いたします。 | |
15:55~16:15 | 航空機部品国産化におけるチタン合金材料の課題と提案 |
株式会社田中 代表取締役会長 田中 弘一 氏 |
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次世代型航空機用部品にチタン合金材料が特に必要とされる理由とその部品供給を目指す中小企業にとって、国際競争力が発揮出来ない現状とその課題解決に資する可能性の提案をいたします。 | |
16:15~16:35 | 精密型用鋼DUROシリーズについて |
株式会社不二越 マテリアル事業部 技術開発部 精密成型材 チーフ 島谷 祐司 氏 |
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株式会社不二越の冷間精密型用鋼DUROシリーズのご紹介をさせていただきます。また、その中でも、特に当社独自の特徴ある3材種について、その特性を最近のデータを用いてご説明いたします。 | |
16:35~16:55 | 冷簡鍛造金型と熱CVDコーティング |
フジタ技研株式会社 開発室 常務取締役開発室長 岡崎 健一 氏 |
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コーティング付きの冷間鍛造用パンチ金型を自動車部品向けに製造してきた経験から、CVDコーティングの特性とその注意点を中心に、パンチ金型の製造について紹介いたします。 | |
16:55~17:05 | 自然順応型ネオマテリアル創成研究会の実績について |
ネオクラスター推進共同体 クラスターマネージャー 三原 孝夫 |
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共同企画室の活動件数や国の施策の採択件数など、研究会の実績と平成20年度からの展開について説明いたします。 | |
17:05~17:15 | 閉会 |
財団法人京都高度技術研究所 |