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第17回研究会 開催のご案内

ネオマテリアル創成研究会 第17 回研究会(第41回 KYO-NANO会)
環境センシング、最新の「見える化」技術について

主催
京都環境ナノクラスター(中核機関 (財)京都高度技術研究所 ASTEM)
一般社団法人ネオマテリアル創成研究会

概要

(社)ネオマテリアル創成研究会では、資源・エネルギー・環境の課題をテーマに、ものづくり中小企業に対して新事業の創出、新製品の開発を促進し、イノベーションの創出を図ることを目標に活動しております。
今回は、私たちが「安全・安心・快適・健康」で暮らせるよう、取り巻く環境をセンシングする技術の現状について、研究機関、企業から発表いただきます。生活を脅かす有害・有毒物質を分析する技術の紹介や製品化の状況についてお話していただきます。研究開発された新たな環境センシングが社会に定着できるよう、技術の応用展開を来場者の皆様と考えることを目的に実施します。

皆様の多数のご参加を期待しております。


研究会開催概要

日時 平成23年9月15日(木) 13:30~17:30
(交流会 17:40~19:30)
場所 京都リサーチパーク 1号館 4階 サイエンスホール
〒600-8813  京都市下京区中堂寺南町134 / TEL 075-322-7800
主催 京都環境ナノクラスター(中核機関 (財)京都高度技術研究所 ASTEM)
一般社団法人ネオマテリアル創成研究会
共催 立命館大学
後援 近畿経済産業局、財団法人大阪科学技術センター、
独立行政法人科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ京都 (依頼中)
参加者数 150名(先着順)
参加費 無料、但し 交流会は有料(3,000 円)
お問い合わせ先 京都環境ナノクラスター(中核機関 (財)京都高度技術研究所 ASTEM)
(担当:柴田)
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134番地
TEL:075-315-6603 / FAX:075-315-3695 / E-Mail: kyo-nano[at]astem.or.jp

1. 研究会 (13:30~17:30)

13:30-13:35 開会挨拶
京都環境ナノクラスター 事業総括 /         
(社)ネオマテリアル創成研究会 理事長  市原 達朗
13:35-14:35 [基調講演] 次世代半導体が拓く「環境センシング」の新しい次元
同志社大学大学院 総合政策科学研究科 教授  山口 栄一 氏
近年、日本でおきたイノベーションの著しい例である次世代半導体は、「環境」分野で、2 つの新しい産業を創りつつある。1 つは、「パワーエレクトロニクス」産業。もう一つは、「紫外線センシング」産業である。
本講演では、そのイノベーションのプロセスを概観し、「紫外線センシング」産業の現状と将来について論じます。
14:35-15:05 [話題提供(1)] 集合微小帯電極におけるボルタンメトリー応答とS/N比の特性
立命館大学 総合理工学院・生命科学部 教授  白石 晴樹 氏
電気化学測定における電流応答は、電解電流(信号)と基底電流(雑音)の和として与えられ、高感度分析を行う上で、高い信号対雑音(signal-to-noise; S/N)比をもつ電極が必要となります。
本講演では、多数平行に配置した集合微小帯電極(縞電極)について、電気分析化学的な立場からそのS/N 比についてご紹介します。
15:05-15:35 [話題提供(2)] 水環境汚染細菌やウイルスの迅速検出システム
京都女子大学 家政学部 教授  八田 一 氏
松浪硝子工業(株)
技術開発部 主任技師  朴 志秀 氏
15:35-15:50 休 憩
15:50-16:20 [事例紹介(1)] 鉛フリーな環境調和型高感度フレキシブル有機赤外線センサの開発
ダイキン工業(株) 化学研究開発センター 研究員  小谷 哲浩 氏
現在主に使用されている「焦電型赤外線センサ」には、硬いセラミック材料(PZT)が用いらているため、形状の自由度が無く、その上、鉛などの有害元素を含有している。そこで我々は神戸大学と共同で新規有機強誘電性分子であるフッ化ビニリデンオリゴマーを用いた、フレキシブルかつ、鉛フリーの環境調和型焦電型センサー素子の開発を行っています。
16:20-16:50 [事例紹介(2)] 丹後の地で未利用資源を複合産業化する?!
~京丹後フルーツガーリックに組み込むホタル湧く水質浄化技術と放射性物質判別の可能性~
(有)創造工房 代表取締役  早川 雅映 氏
3年前から取り組んでいる京丹後フルーツガーリックの原料にんにくは、高嶋康豪博士の複合発酵技術による酵素が用いられています。2年で田んぼのホタルが驚くほど増加しました。福島県川俣町では放射性物質の分解消去実験が行われ、放射性セシウムが激減。その実験概要と応用の可能性について報告いたします。
16:50-17:20 [調査報告] 簡易浄水の市場調査報告
(社)ネオマテリアル創成研究会 監事  原 務 氏
17:20-17:30 閉会挨拶
学校法人立命館 副総長 /                 
(社)ネオマテリアル創成研究会 副理事長  村上 正紀

2. 交流会 (17:40-19:30 / 有料(3,000 円))

京都リサーチパーク 1号館 1階 レストラン「パティオ」

参加申し込み

参加を申し込まれる方は下記ボタンをクリックしてください。


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